メールアドレスを使い始めて暫くすると迷惑メールを勝手に送りつけられる場合があり、大変に不快で迷惑と感じる事があるかと思います。
また、迷惑メールの中には詐欺メールやウイルスメールなどもあり、迷惑では済まない場合もありますので、十分な注意が必要です。
しかし、完全に迷惑メールを無くす事は出来ません。極力知らないところからのメールは開かずに削除が原則ですし、Windowsにセキュリティソフトをインストールするのも原則ですが、ここではWindows Live メール 2012に付属する機能を使った迷惑メール対策について説明します。
Windows Live メール 2012のセキュリティは、左上の「ファイル」をクリックしオプションから「セキュリティのオプション」をクリックします。
「オプション」タブを表示しますが、ここでは迷惑メールの処理レベルを選択出来ます。初期値は「高」になっていますので、いじる必要は無いと思います。「セーフ リストのみ」に設定するとセキュリティは向上しますが、「差出人セーフ リスト」に登録したメールアドレスやドメインのみ「受信トレイ」で受信し、それ以外は全て「迷惑メール」フォルダーに振り分けられます。
「Microsoft および提携会社に迷惑メールを報告する」にチェックしておいた方が良いと思います。
次に「フィッシング」タブをクリックします。「フィッシングの可能性があるメールから受信トレイを保護する」がチェックされていればOKです。その下のチェックボックスはwebメールには有効ではありませんので、プロバイダーメール利用の場合はチェックしておきます。
「フィッシング」とは、あたかも本物のメールを装って、クレジットカード情報や、ネットバンクのIDやパスワード、その他個人情報を抜き取るという犯罪行為です。絶対にフィッシングにかかってはいけません。こちらのサイトでフィッシング詐欺の事例が公開されています。
「セキュリティ」タブは図のようになっている事を確認して下さい。この基本設定ではHTMLメールで登録済みのアドレス以外は画像を表示しません。